広島県福山市の飲食店経営「有限会社HOT STAFF」に破産開始決定 西日本豪雨関連での経営破綻

信用調査大手の帝国データバンク及び官報(第7444号)によると、広島県福山市の「有限会社HOT STAFF」(代表取締役:村上伸一)は1月30日、広島地方裁判所福山支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成31年(フ)第2号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成31年4月23日午後4時、破産管財人には小島崇弁護士(弁護士法人はな綜合法律事務所、広島県福山市元町6-11 ILYA福山フロントビル4階、電話:084-971-4554)が選任されている。負債額は約1億円とのこと。

同社は2004年12月に設立された飲食店経営会社。福山市内で創作和食店「ゆるり庵 ごち」と居酒屋「酒菜屋 ごち」(後に焼肉店「焼肉・炙り焼きしゃぶ ごち」に形態・屋号変更)を経営していた。焼肉店ではA4クラスの黒毛和牛をはじめとした新鮮な素材を揃え、ハンバーグやカレーなどのランチメニューも提供していた。創作和食店では魚介類や野菜を中心とした値頃感のある会席料理コースなど、昼と夜の部でそれぞれの時間帯に合わせたメニューが人気となっていた。

しかし、2018年7月に発生した西日本豪雨(平成30年7月豪雨)により創作和食店が浸水により一時休業を余儀なくされ、その後も客足が戻らなかったことから今回の事態となったという。

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