北海道斜里郡のいちご加工・販売「有限会社苺の丘こうも」が解散

官報（平成31年2月25日号外第35号）によると、北海道斜里郡小清水町の「有限会社苺の丘こうも」（代表清算人：河面孝子）は2月25日、法人の解散を発表した。

同社は2002年5月に苺の生産農家として創業し、2004年1月に事業を開始した苺を原料とした商品の加工・販売業者。当初は「いちごの丘こうも」というブランドで商品展開していたが、その後「オホーツクいちごファーム」に改称。同社の所在地の本店のほか、夏季限定でJR北海道の原生花園駅構内に出店し、苺マフィンやフレッシュジュース、シフォンケーキなどのほか、自社農園の完熟いちごといちご酢をベースに、グラニュー糖、食塩、はちみつなど加えて製造される新感覚のフルーツソース「かけるいちご」などを販売していた。しかし最近では、人員不足を理由に本店の営業を自粛するなど、事業を縮小していた模様。