梅の花、居酒屋「さくら水産」を展開するテラケンを買収

湯葉・豆腐料理店や鍋料理店、惣菜店などを展開する梅の花【7604】は3月28日、同日開催した取締役会において、AG投資事業有限責任組合(東京都港区、業務執行組合員:アスパラントグループ株式会社)から株式会社テラケン(東京都江東区)の発行済み株式の58.0%にあたる2,290株を取得し、連結子会社化することを決議したと発表した。取得額は非公表で、株式譲渡日は同社内の決済上の都合により未定となっている。

今回の買収は長期的には人口減少、直近では働き方改革関連法案の施行や人手不足など業況が悪化する中、業容拡大及び事業基盤の拡充を図っていく中、テラケンが掲げる経営理念『お客様の食生活に元気と笑顔を与え、全従業員の物心両面を幸福にする』が、同社の企業理念である『人に感謝、物に感謝』に共通するものと捉えられたことから行うもの。テラケンの直近の2019年2月期の業績見込では年間売上高約35億2600万円、営業利益約7300万円、営業店舗数39店舗となっているが、これらは決算整理等の要因により変動の可能性があるとしている。


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