月桂冠、洋酒のショットボトルの様に飲める月桂冠「THE SHOT」シリーズを3月25日に発売

月桂冠株式会社（京都市伏見区）は3月1日、新酒質・新容器・新しい飲み方で、日本酒の新たな価値観を打ち出した新商品として月桂冠「THE SHOT」シリーズを3月25日に発売すると発表した。180mlビン入り、参考売価250円（税別）で、「艶めくリッチ本醸造」と「華やぐドライ大吟醸」の２商品での展開となるという。

月桂冠「THE SHOT」シリーズは、60・70代が中心の既存の日本酒ユーザーに対して「NEXTユーザー」と位置付けた30～50代向けに市場投入するもので、カップ酒や一升瓶・四合瓶などの既存の商品イメージとは異なる、清新な容姿のオリジナルびんに詰め、洋酒のショットボトルのようにキャップを開閉しながら直接飲む「ショット飲み」を提案する商品だという。これまでのカップ酒はコップ型が主流だったが、同商品では38ミリメートルの広めの飲みやすい口径としたほか、ワイングラスように飲み口を少しだけ狭めることにより香りを溜めやすくしたことにより、豊かな風味を楽しめるという。

今回、展開を開始する２商品のうち「艶めくリッチ本醸造」は、甘く艶やかでバナナのような香りと、ジューシーで果実味にあふれ、米由来の甘味をたっぷり含むリッチなテイストで、通常よりも多く仕込みを重ね、甘さを引き出す特別製法で実現したという。一方、「華やぐドライ大吟醸」は、リンゴのような華やいだ香りを醸し出す酵母の活用により、若い果実のようなフルーティさを感じながら、スッキリと切れるドライなテイストとなっているという。製法面においては、フルーティな香りをできる限り保持するために、酒が熱にふれる時間をより少なくするなど、加熱処理を工夫したとしている。

■商品概要