味の素AGF、製造子会社のAGF鈴鹿に高効率生産ラインを導入 生産能力強化で売上規模2桁成長を実現へ

味の素AGF株式会社(東京都渋谷区)は6月8日、同社の製造子会社のAGF鈴鹿株式会社(三重県鈴鹿市)に総額16億8千万円を投じて高効率生産ラインを導入すると発表した。これにより、スティック製品の生産能力を現行の1.2倍に増強し、今後の需要増に対応するとしている。

今回の施策は、スティック製品の市場が2017年に325億円にまで達し、2018年も二桁増を見込む(同社調べ)など、拡大を続けていることを受け、同市場においてトップシェアを維持しつつ、売上規模二桁成長の実現を図ることを目的としたもの。具体的にはAGF鈴鹿のスティック充填・包装工程に“スティック リニア搬送型チェンジオーバーレスライン”を新規導入し、リニア構造による高速搬送と、型替え作業の大幅な削減を実現するとともに、IoT情報技術を活用した生産工程情報のビッグデータ化および解析反映によって高効率生産ラインを可能とするという。

加えて、自動化による手作業の削減により、作業効率を向上させた生産ラインを構築するほか、今後、包材の自動搬送設備の導入を予定しており、さらなる作業時間および作業負荷の軽減を実現し、生産工場の働き方改革を進めていくとしている。
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■関連リンク
AGF鈴鹿株式会社
http://www.agf.co.jp/kanren/suzuka/

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